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夢職ひきこもりの日々

40歳で鬱で職を失いました。2014年1月~2018年10月までトレードで生活費を稼いでいましたが、稼げなくなり完全に夢職なりました。酒場巡りをライフワークとするアル中予備軍。無業期間が長くなりすぎ再就職はあきらめました。

お金の使い方  

私の以前勤めていた会社では、
良く寄付金を募っていました。

東日本大震災など、国内の災害はもちろんのこと、
海外での災害のときも、寄付金を集めていました。


集金は部署ごとに行われ、
部員の名簿の付いた封筒が回ってきて、
寄付金を封筒に入れたら、自分の名前にチェックして
次の人に回していくというシステムでした。


ある時、私の上司である課長に、その封筒を持って行くと、
小銭が無いから今回は次の人に回し欲しいと。
何日かして、再度、その課長のところに持って行くと、
また小銭がないと。

3度目に持って行ったとき、
彼は寄付金を入れずに、名前にチェックしているのを、私は見てしまいました。
彼は誰も見ていないと思っての行動だったと思いますが、
どこで、誰が見ているかは分かりません。



災害で困っている人に寄付をするという行為は、
気持ちの問題で、お金の大小ではありません。

彼は課長で、それなりの収入はあると思います。
家庭があり、彼自身の自由になるお金は少ないかもしれません。
それでも、5円でも、10円でも、寄付しようという気持ちにならないのでしょうか。
被災地の人に思いを馳せることはできないのでしょうか。
結局は、自分のことしか考えていないのかもしれません。

どんなに優秀で、仕事が出来たとしても、
人の立場に立って物事を考えられない人は、
管理職になっても、部下は付いてこず、良い仕事はできないと思います。

万年、平社員で退職した私が書くことでは無いかもしれませんが・・・



同じお金を使うなら、きれいな使い方をしたいです。

きれいな使い方とは、
打算が無く、何の見返りも期待しない、お金の使い方です。
自己満足と言われるかもしれませんが、それで良いのです。

category: お金

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