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夢職ひきこもりの日々

40歳で鬱で職を失いました。2014年1月~2018年10月までトレードで生活費を稼いでいましたが、稼げなくなり完全に夢職なりました。酒場巡りをライフワークとするアル中予備軍。無業期間が長くなりすぎ再就職はあきらめました。

お金と幸せ その5  

前回までのあらすじは、
 安定して、給料が良い会社に勤めることで、
 お金を沢山稼いで幸せになれると信じて疑わなかったけど、
 合わない仕事を無理をして続けた結果、鬱で仕事を失ってしまい、不幸のどん底に落とされた。
というお話でした。
お金と幸せ その3
お金と幸せ その4


精神病院から退院してからは、少し生きる気力も湧いてきて、
ハローワークで職探しを始めました。

仕事を選ばなければ、そのうち何かしらの職にありつけるだろうと、
当初は楽観視していました。



初めに応募したのは、障碍者をサポートする正社員の仕事でした。
直ぐに面接の日程が決まって、久し振りにスーツを着て、十数年振りに面接を受けました。
とても緊張したのを覚えています。

面接では、なぜこれまで技術系の仕事をしていたのに、
畑違いの仕事なのか?ということろを突っ込まれ、
面接の途中から、これは採用してもらえないだろうなという雰囲気を感じました。
案の状、面接後、程なくして不採用の連絡がありました。



元々は生産技術の仕事をしてたので、その経験を生かせるような職種であれば
仕事は見つかったかもしれません。

しかし、その分野での仕事に興味は無く、
また同じ事の繰り返し(鬱になって退職する)になってしまうと思ったので、
違う職種の仕事がしたかったのです。

40歳を過ぎてからのキャリアチェンジのハードルは、私が思っていた以上に高かった。
この歳で、未経験者を採用することができるような余裕のある会社は
今のご時世ある訳がありません。



初めは正社員の仕事を中心に応募をしていましたが、
途中から、パートやアルバイトまで幅広く応募しました。

しかし、面接に辿りつけたのは初めの1社のみで、
その後応募した十数社は、面接の機会すらも与えられませんでした。
その時は流石に落ち込みましたが、死にたいとまでは思いませんでした。



「お金と幸せ」では、お金があっても幸せにはなれない
という事を書いていますが、
「働きたいのに仕事が無くてお金が稼げない」ということは、
とても辛いことでした。

不採用通知ばかりが来ると、
自分が否定されているような、世の中に必要とされていないような、
本当に卑屈な気持ちになりました。
社会に自分の身の置き場所がないような感じでした。



自称、無職やニートを名乗っている有名な人達がいますが、
そんな彼らだって、本を出版したり、野菜を売ったり、アフィリエイトをやったり、
何らかの活動をしてお金を得ています。

お金を稼ぐのは生活の糧を得るためでもあるのですが、
人としての尊厳を保つことでもあるような気がします。

お金があっても幸せになれないかもしれないけど、
お金を稼ぐ手段が全く見つから無いというのは、
生きていく上で、結構辛いかもしれないな。
当時はなんとなく惨めな気持ちでした。

その6 に続きます。
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category: お金

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お金と幸せ その4  

前回の話の続きです。
お金と幸せ その3


鬱の時は、私自身も辛かったのですが、家族はもっと辛かったかもしれません。
鬱が酷くなると人と話すのも億劫で、
家にいても家族と一言も会話をすることなく過ごしたり、
感情が不安定になり、妻や子供に当たり散らしたりすることもありました。
周りの人には大分迷惑を掛けたと思います。
周囲の人達まで巻き込んでしまった事を思うと、今でも心が痛みます。



無理は続かない。
背伸びをした生活は、続けたくても続けられないものです。

40歳の時、ついに鬱が悪化し会社に行けなくなりました。
朝起きれない。玄関を出てると吐きそうになる。
しばらく休職することになりました。

その後、一度は復職たものの、1ヶ月も持たずに直ぐに2度目の休職。
2度目の休職の後は、復職することができずに仕事を辞めることになりました。
職を失い、私の人生は終わったと思いました。



仕事を辞めて思った事。
「私のこれまでの人生は何だったのだろう?」
あれ程一生懸命勉強してきたのに。
希望の会社にも就職できたのに。
安定した収入を手に入れたのに。
今まで、自分の人生で積み重ねてきたものを、全て失ってしまった喪失感。絶望感。
本当に苦しい時期でした。



仕事を失ってからは、毎日死ぬことばかり考えていました。
失ったものが大きすぎて、生きる気力が全く無い。
(※失ったものとは、嫌々勉強をやりはじめてから、嫌々続けた会社員を辞めるまでの、
 約30年という歳月だったと思います)



それでも日々の家族の生活は、これまでと同じ様に続いて行くわけで
家族の生活費はどう捻出するのだろ?
このまま、家族4人は生きていけるのだろうか?
そんな事を考えていてたら、無責任と言われようが、
死ぬことで人生を終わらせれば、私自身は楽になると。
1日中、朝起きてから夜寝るまでの間、ずっと死ぬことを考えるようになりました。
私が死ねば、残された家族は保険金と遺族年金でなんとか生活していけるだろうと。



毎日死のうと思っていても結局死にきれず、
明日こそは死のうと、夜寝る前に布団の中で決意をする。

そんな日々の繰り返しで、異様に時間が過ぎるのが長く感じられました。
とにかく何もすること無くボーッとしいるだけ。



人間って、なかなか死ねないんですよ。
いざとなったら。
死ぬ準備は万端なのに、本能の部分で無意識に生きることを選択している。
死にたいのに死ねない。
そんな狭間でもがき苦しんでいた頃、
妻の勧めもあって精神病院に入院することになりました。
それが今から4年前、2013年の7月~9月の話です。


精神病院の入院生活につきましては、
精神病院での入院生活、その1~8」をお読み下さい。
かなり本題から横道に逸れてしまいましたが、元に戻すことに、



仕事を辞めて、紆余曲折を経て、
今のトレードを生業とするようになりました。
その頃からか、お金に対して心境に変化が現れました。

お金と幸せ その5につづく

category: お金

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今日1日  

今日は10月末の権利落ち日でした。
クロスした優待銘柄の決済をしたのみで、他の取り引きは無し。

午前中は、洗濯物を干したり、台所の洗い物をしたり、部屋に掃除機をかけたり。
午後からは、昼寝をしたり、将棋の対局をTVでみたり、のんびりと過ごしました。

秋も深まり寒くなってきたので、日帰り温泉施設へ行こうという話になり
夕方から、よみうりランドと併設されている丘の湯へ行ってきました。

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妻の仕事の終わる時間に合わせて、職場へ車で迎えに行き、
そのままよみうりランドへ。
17:15よみうりランド着。
クリスマスには程遠いためか、はたまた平日のせいか、人はまばらでした。
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夕暮れ、夜明け前、私が一番好きな時間です。
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光のトンネル。
イルミネーションを見るのが大好きです。
基本的に私の精神構造は、いつまで経っても子供なのだと思います。
ハンバーグなんかも大好きです。
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遊園地の乗り物は苦手です。
三半規管が弱いらしいです。
乗り物酔いも直ぐになります。
ジェットコースター、コーヒーカップに乗ると吐きそうになります。
今回乗ったのは観覧車のみ。
子供はフリーパスで色々と乗り倒していました。
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イルミネーションを見に来る客層は、家族連れ、学生同士、若い男女。
前を歩いている20代ぐらいのカップルの後を歩いていたら、
会話が耳に入ってきました。
お互い敬語を使って話していました。
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付き合って間もないのか、それともまだ付き合っていないのか。
これから良い仲になって行って、やがて結婚するのかな。
そんな事を一人で想像していたら、ほのぼのした気持ちになりました。
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私にもそういう時期があったのかなと、自分の若い頃のことを思い出したり。
今はもう落ち着いてしまいました。
結婚して19年目になります。
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毎年、どこかしらにイルミネーションを見に行っています。
昨年は東武動物公園。(昨年書いたブログはこちら
しかし、10月に行ったのは初めてです。
いつもは12月に行き、とても寒かった印象があるので、厚着をして、手袋を持参して、
ポットに熱いレモンティーを作って持っていったのですが、全く必要ありませんでした。
歩き回って汗をかきました。
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噴水ショー
1分前に行ったけど、一番前で座って見れました。
この時期にイルミネーションを見に行く人はあまりいないのか。
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遊園地の中では仮装している若者が結構いました。
来週(10/31)はハロウィンらしいですね。
特別お酒が飲めるようなお祭りでもなさそうなので、私は興味がありませんけど。
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遊園地には閉園(21:00)までいて、帰りに併設された立ち寄り湯に寄って帰ってきました。
よみうりランド丘の湯
平日大人650円
安いけど、結構混んでいた。



明日も休み。
庭の雑草むしり、落ち葉掃きをする予定。

category: トレーダーの日々201710

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近況など  

ブログは毎日更新しようと心掛けているのですが、
お酒をのんでしまったり、やる気がなかったり、
詰まら無さそうな記事になってしまってUPしなかったり。

今日も昨日の「お金と幸せ」の続きを書くつもりだったのですが、
お酒を飲んでしまって、頭がまわらないので最近の出来事を適当に書きます。



2週間前に、ある銘柄で数十万円の損失を出して、
追い打ちをかけて別の銘柄で百数十万円の損失を出して、
完全にやる気を失ってしまいました。
2週間経って、やっと傷が癒えてきました。

今月の収支はマイナス確定です。
終わった事は仕方ないです。

年内はドローダウンの回復に努めます。
11月、12月はただ働き?



大学時代の友人と2人で、来週から沖縄旅行へ行くことになっています。
色々な面で余裕はないのですが、約束したのが8月だったので仕方ありません。

11月の3連休で、羽田発の航空券は高いらしく、
名古屋(中部国際空港?)経由で行くことになりました。
今日は都内の金券ショップへ行って、名古屋までの新幹線の回数券を買ってきました。

日程は11/2(木)~11/6(月)で
名古屋1泊、沖縄(のどこに泊まるかまだ聞いていない)3泊
らしいです。

そろそろ日程の連絡が来ると思うので、
確定したらこちらに書こうと思います。
全部、友人任せです。

東京は寒くなってきたので、暖かい沖縄が嬉しいです。
今日から我が家は床暖房を入れました。



10月の優待は5銘柄を取得。
権利日を通過すると、1ヶ月が終わったなと思います。
残念ながら今月は被弾してしまい、無事には終わりませんでした。



明日の夜は、よみうりランドの温泉に行く予定です。
よみうりランド丘の湯
よみうりランドも、そろそろイルミネーションの季節か。


10/16、10/24、10/25に鍵付きコメント頂いています。
返信遅くなりまして申し訳ないです。
コメント内容は確認しています。
返信は必ずしますのでお待ち下さい。

category: トレーダーの日々201710

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お金と幸せ その3  

私が若かった頃、思っていたことを書こうと思います。



物心がついたときから、私は良い学校を出て、良い勤め先を見つける事が
人生の幸せへの近道だと考えていました。

ここで言う、良い勤め先というのは、
安定していて、給料が良い会社のことを言います。

これらが最優先であって、自分の興味や、
やりたいと思っている事についてはあまり真剣には考えていませんでした。




中学、高校とそれなりに勉強したした甲斐もあって、
希望する大学に入り、希望する会社に入社することができました。

私は工学部を出たので、機械メーカーに就職しました。
給料は妻が専業主婦でも生活に困らなかったので、それなりだったと思います。
また、福利厚生もしっかりしていた会社だったと思います。

私が目指していた、
「安定していて、給料が良い会社」
を手に入れることができたのです。




その会社で16年間働きました。
しかし、楽しいとか、充実しているとか、幸せだと感じたことは殆ど無かったです。
給料が良くても、仕事が自分に合わなかったのだと思います。
興味もあまりありませんでした。

ただ単に、自分の人生の貴重な時間を切り売りして、お金に変えているだけ。
毎朝、嫌々目を覚まして、暗い気持ちで会社に出掛けて行く。
そんな毎日の繰り返しでした。




私は28歳で、学生時代から付き合っていた彼女と結婚しました。
その後、子供も生まれました。
私は家族の生活を為に、自分の人生を犠牲にする覚悟を決めました。
もう、仕事は辞められないと。




30歳になり、仕事がどうしても辛くて逃げ場が無くなりました。
仕事に行きたくない、でも辞められない。

逃げ場が無くて、どう解決していいのか全く分から無くなりました。
そんな時、会社の産業医の勧めで精神科にかかります。
そして、その後10年に渡って、精神薬を飲みながら仕事をするようになりました。




精神的に追い詰められていた頃、
仕事を辞めるという選択肢も考えたと思います。

しかし、辞めませんでした。
今勤めている会社と同じような給料が貰える勤め先は無いと思うと辞められなかったのです。
結局、「お金」に縛られて、幸福になるどころか不幸の道へと突き進み始めます。




精神薬を飲むと、喜怒哀楽の感情が希薄になりました。
生きている実感が薄れてくるような感覚です。
もしかしたら、薬のせいでなく鬱のせいかもしれません。
ただ、生きていても詰まらなかったです。

そんなこともあって、薬を止めたかったのですが、
薬を止めると調子が悪くなり、仕事が手につかなくなりました。
だから、薬は止めることができませんでした。

いつの頃からか、定年まで精神薬を飲み続けてでも、
会社にしがみつこうと考えるようになりました。

そこそこの給料が貰え、お金に関しては満たされているはずなのに、
この頃は不幸のどん底でした。

お金と幸せ その4に続く

category: お金

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お金と幸せ その2  

題材からは少し逸れてしまいますが、
前回書いた「お金と幸せ その1」で、
2人のトレーダーさんからコメントを頂いたので、
トレーダーから見たお金についても書き加えておきます。



一般の人にとってお金とは、物やサービスを買うためのものですが、
トレーダーにとってのお金は、商売道具といった色彩の方が強いです。

お金がなければ商売ができなくなってしまう。
だから、自分の興味の発掘への投資は二の次となってしまいます。

もっと言うと、トレードをすることで
お金はどんどん増えていく(と常に妄想している)ので、
増えたら好きな事をすれば良いと、
トレード以外の事にお金を使うのは後回しになっていきます。

他のトレーダーさんはどう考えているか分かりませんが、
少なくとも私はそのように考えています。



ここで考えなくてはならないのは、人生には限りがあるということです。
人が永遠に生き続けるのであれば、ずっとお金を稼ぐ必要があります。

しかし、どこかで寿命を迎えるのであれば、
その前に、お金を有効に使っていかなくてはなりません。

この切りかえるポイントというのが案外難しいと思います。
遅過ぎると、先の60代後半のトレーダーさんのように、
お金はあるけれど人生が楽しめない、
といった境遇に陥る可能性があります。



それともう一つ、
コメントに触れられている独身と孤独についても考えてみます。

弱小トレーダーさんのコメントにあるように、
先の60代後半のトレーダーさんは、独身であり子供がいない寂しさをいつも語られています。
自身のことを独居老人であると。


では、結婚して配偶者と同居していれば、老後の孤独さは解消できるのか?

私は「配偶者との相性が良く、それなりに良好な関係を保ってこられたならば」
といった限定条件が付くと思います。
初めは好きで結婚しても、時間の経過と共に、お互い無関心になったり、
酷い場合には憎しみが募ったりします。

それならば、離婚した方が良いのでは?と思うケースもあるのですが、
世間体やお互いの利害関係のため
(夫は家事や身の周りの事ができず、妻は生活費を稼ぐことができないなど)
やむにやまれず、婚姻関係を維持している。



そんな仮面夫婦(古い言い方?)や家庭内別居状態の人達って、
意外と多いと思うんですよね。
これは悲惨ですよ。
ある意味、独身の方がまだ気楽で良い。

好きでも無い人、ましてや怒りや憎しみの感情を抱く相手と、
1年中一つ屋根の下で暮らさなくてはならないのですから。



結婚しても1/3が離婚する時代です。
中学や高校の同窓会で、結婚している友人の夫婦関係の愚痴を聞くことがあるのですが、
旦那さんは仕事をしているものの、家にお金を入れてくれないとか、
奥さんが、昔付き合っていた彼と不倫をしているとか、
何でさっさとそんな相手と別れないの?と思うのですが
子供のためだったり、世間体だったりのしがらみがあってか、
みんな離婚はしないんですよね。
私が知り得ない複雑な事情もあるのでしょうけど。



結婚しいるひとの多くは幸せであり、配偶者がいれば孤独は解消されるというのは
一部の人では事実かもしれません。
しかし、みんながみんな、幸せであるかというと然も無く、
むしろ、場合によっては独身である方が幸せある可能性も多いにあります。

私は老後の孤独感の解消は配偶者には求めないようにしたいです。
あまり依存し過ぎると、お互い窮屈ですし、
そもそも逝った時が辛くなります。

だから、趣味の世界の友人だったり、
外の世界で孤独を解消する手段を見つけた方が良いと思っています。



つくづく思うのは、みんな自分の傷は表には出しません。
幸せそうに見えるような人(家庭)でも、
何らかの問題を抱えているものです。

結婚していれば幸せ、配偶者がいれば孤独が解消されるというのは
事実の部分もあれば、幻想の部分もあります。
結婚しているが故に苦しい思いをしている人も一定数はいると思います。
みかけ上は幸せそうに見えても。


お金が沢山あって、一人で好きなことをして暮らしている
60代後半のトレーダーさんが羨ましく思ったりもしたのですが、
彼は彼なりの苦悩があるのだなと。


みんな人生、悩みは尽きないようですね・・・
今回は、だいぶ話が逸れてしまいました。

category: お金

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お金と幸せ その1  

暇なので、「お金と幸せ」について思うことを書いてみます。
長くなりそうなので何回かに分けて。
と言いつつ、途中で打ち切りの可能性もあります。



先日、古くから付き合いのあるトレーダーさんに会いました。
彼は60代後半の独身なのですが、
生きていても詰まらないと真剣に悩んでいました。

お酒を飲んだり、食べ歩いたりするのが好きだったのですが、
ここ数年、歳を取ったせいか、お酒も飲めなくなり食欲も落ちてしまったそうで
楽しみが無くなってしまったと嘆いていました。

お金は沢山あるけれど、
元々ケチな性格なので使うのが勿体無いとも。

以前、彼を含めて3人で飲んでいた時に、
私ともう一人の友人が生ビールを注文すると、
高いから焼酎にしろと言われた事があります。
彼は自他共に認めるケチなのでしょう。

このまま、あり余るお金を使うことなく死んでいくと思うと、
一生懸命トレードをしていても虚しいとも言っていました。



生活費を稼ぐために汲々としている私からしてみたら、
彼の境遇がとてつもなく羨ましく感じられます。
お金が使いきれないなんて考えられないことです。
人は人、私は私なのですが。




彼の話を聞いて思ったのは、
お金があるからといって、幸せだとは限らないのだなと。



お金はあって困ることありません。
お金があることの利点は、生命を維持することがある程度は保証されることです。

3度の食事が取れて、清潔な洋服を着れて、屋根のある家で眠れる。
病院や歯医者に掛ったり、薬が買えたりもします。

お金があることによって、衣食住が満たされ、
万一病気になっても適切な治療が受けられる。
ただそれだけの事で、幸せになれるかは別なのです。





お金を沢山持っていても、それを人生に生かすことができなければ、
宝の持ち腐れになってしまう。
お金自体には何の価値もありませんから。

彼が今を楽しめないのは、これまで有効にお金を使って来なかったからだと感じました。
本を買ったり、CDを買ったり、旅行へ行ったり、スポーツを始めたり、
他にも色々とあると思いますが、趣味や楽しみを見つけるチャンスはいくらでもあったはずです。
トレーダーですから、普通の人と比べて、お金も時間も余裕はいくらでもあります。

自分の興味の発掘に投資することを怠ってきたことが
現在の彼の詰まらない生活に繋がっているのだなと。



お金集めに腐心することに対して否定はしませんが、
(現に私も、そういったことをずっとやっているので)
お金を有効に使うという事に対して、もっと真剣に考えるべきではないのかと。




これって、お金を沢山持っている持っていないに拘わらず、
考える必要があるのでは。
私はどうなんだろう?と最近考えています。

category: お金

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久し振りの更新になります  

秋も深まり、日に日に寒くなってきました。

19日朝は東京都心で最低気温9.9℃を観測したそうです。
10月中旬までに10℃を下回るのは1986年10月20日に
8.0℃を観測して以来、31年ぶりのことだそうです。
(テレ朝ニュースより引用)


今月は少し前にも書きましたが、
大きな損失を出してしまい、打ちひしがれていました。
鬱状態とまではいきませんが、無気力でした。
心も痛かったです。

トレードから完全に離れたかったので、
パソコンにも殆ど向かわず、ブログの更新もできませんでした。

証券会社からの電話も面倒なので2~3日出なかったのですが、
何度も掛かって来るので久し振りに出たら
「全然連絡が付かなかったので心配しました」と言われる始末。
でも、出たくなかったです。



トレードから離れていた期間は本当に暇でした。
家でくすぶっているのも嫌だったので、ファミレスに行って本を読んだり、
自宅でTVの将棋の対局を見たり。
(昔の対局を撮り溜めている)
1日3局、5時間弱見た日もありました。

天気が悪かったので散歩には行けませんでした。
でも、天気が良くても面倒なので散歩には行かなかったかも。

定年を迎えて、仕事が無くなった人はこんな感じなのかなと思いました。

トレードを取り上げられてしまうと、時間持て余し気味になる。
逆に言うと、今までどれだけトレードに時間を費やしていたのか。
比較的暇と言える時期でも、朝から晩まで張り付いていたと思います。

今回は、色々なことを考えられて良かったと思います。



人というのは、一度得たものを手放すことに
酷い苦痛を感じるのだと思いました。
今月は100万円以上の損失を出しました。

トレードの世界は取ったり取られたりです。
元々は無かったお金が一時的に私の手元に入ってきて、
そのお金がまたどこかへ行ってしまっただけのことなのに、
酷く落ち込みました。

最近は好調で負け慣れていなかっただけなのかもしれません。
でも本来は、取ったり取られたりの世界のはずです。




毎度のことですが、大負けするとトレードを辞めたくなります。
別の仕事(雇われでなく一人でできるような何か)を
そろそろ探そうかと考えるのですが、
そう簡単に見つけられるはずも無く、
負けの痛みが薄れてくるにつて、またトレードの世界へと引きずり込まれて行きます。

博打は死ぬか資産を全て失うまで止められないと言いますが、
その通りなのかもしれません。

来週ぐらいから、ぼちぼちリハビリを始めようと思います。
本当に何もやっていないので、溜まったデータを取ったりから始めないといけません。
本格的に始動するのは11月上旬ぐらいからかな。



毎日、朝8時~夕方16時半まではラジオ日経を流しっ放しなのですが、
最近は朝からずっとFM放送や音楽を聞いています。
すごく平和な気分です。

定期的にトレードから離れるのは良い事のような気がします。
ただ、儲かっている時に自分から離れるのは難しいです。
そう考えると、大負けして強制的に離れるしかないのかな。



そろそろ昼食の時間ですが、
今日は遅い時間にウインナーパンとグレープフルーツジュースを飲んでしまったので、
お腹が減っていません。

ブログを更新したら、ケーブルTVで将棋チャンネルでも見ます。
では

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今日から暇な日が続きます  

7:30起床

今日は朝から雨です。

妻はいつも自転車で仕事に通っているのですが、
雨の日は、私の都合が付けば車で送っています。

しばらくトレードはお休みで、私は暇なので
車で送りました。

それから自宅に帰って、雑用を済ませて外出することに。
家にいると、どうしてもトレードの事を考えてしまいます。
株から離れるには外出が一番です。

雨が降っているので近くのファミレスへ。
モーニングを食べました。
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10時過ぎで空いているかと思いましたが、
8割方席は埋まっていました。
思ったより混んでいます。
お年寄りの夫婦が多いです。

モーニングを食べ、その後、
本を読んだり、持参したパソコンでこのブログを書いたりしています。
10時過ぎに入店し、もうすぐ2時間になろうとしています。
意外と時間が経つのは早いです。

昼のランチタイムになって、お店も混んできたので、そろそろ帰ろうと思います。
では

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トレードはしばらくお休みかな  

『平家物語』

祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。

口語訳

祇園精舎の鐘の音には、
諸行無常すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。

沙羅双樹の花の色は、
どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。

世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず、
春の夜の夢のようである。

勢い盛んではげしい者も、結局は滅び去り、
まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようである。

祇園精舎より引用


今年に入ってからは大きなマイナスも無く、
月間プラスをずっと続けてきたのですが、
今週、立て続けに大きな損失を出してしまいました。

気力も完全に失せてしまったので、しばらくトレードから離れます。
こんな精神状態ではまともにできないと思うので、暫しお休みです。
来月には復活の予定です。



不貞腐れて、株価ボードも見るのも嫌だったので。
後場からはパソコンを消して、ずっとTVで録画してあった将棋の対局を見ていました。

夕方以降も株関連の情報には触れないよう、できるだけパソコンから離れていました。
暇でした。

とにかく嫌な事(大負けした事)を忘れるには時間が必要です。
私の場合は大体2週間。
それまでは、できるだけ株の情報に触れないように。

明日は雨だけど外出したいです。



忘れた頃に大負けは来るものです。
「世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず
春の夜の夢のようである」
そのまんまだね。

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やばいよ、やばいよ  

10月に入ってからは比較的暇で、
毎日お酒ばかり飲んでいます。

3連休もずっと飲んでいました。
今週は少し控えようと思っていたのですが、
今日もこれから飲みます。

毎日飲んでいるので体の調子が悪いのですが、
惰性で飲んでいる感じ。
まあ、いいか。



トレードの方は、久し振りに嵌っています。
あまりにも日中することが無くて、
普段やらないような中途半端な取り引きをしたら
久し振りに大きくやられました。

確定損10万円、含み損15万円
明日も損切りです。
お金がどんどん減っていって胸が苦しいです。


今月はまだ10日しか経っていないのに、大きなマイナスになってしまったので、
まずはプラスに浮上させることを目標にします。
今年の月間収支、連続プラスもいよいよ途絶えるか。


何もせず、のんびりしていて方が良かったと思うものの、
言うは易く行うは難し
本当、反省しています。




明日はジムの見学にでも行ってこようかな。
10月に入って暇になったのに、まだ行っていません。
相変わらず腰が重いです。
そういえば、腰痛は殆ど無くなりました。

category: トレーダーの日々201710

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未だに前の会社の夢を見る  

昨日は子供の学校の行事に参加していて
1日外出していました。

ずっと部屋にひきこもっている生活が長いせいか、
丸1日外出すると体に堪えます。
疲れていて、21:30に寝てしまいした。




早く寝たせいか今朝は4:00に目を覚ましました。

仕事を辞めて4年10ヶ月になりますが、
未だに前に勤めていた会社の夢を見ます。
いつも同じような夢です。

夢の中で、昔の会社で働いているのですが、
「あれ?何でまたこの会社に戻ってしまったのだろう」という憂鬱な気持ちと
自由きままなトレーダー生活を失ってしまった失望感が
どっと押し寄せてきます。

上司や同僚も当時のまま普通に出てきて、
知らないフロアのデスクで並んで仕事をしているのですが、
長い間、仕事を休んでいたらから、いつの間にか引っ越していたんだなと
夢の中なのに、妙に納得してしまったり。



会社員時代、休職する直前の頃は、
鬱が酷くて会社に行っても仕事になりませんでした。

かといって、周りの同僚が仕事をしている中、
一人だけ机の前に座ってボーッとしている訳にもいかず、
社内をフラフラしたり、人気の無い階段に座り込んだりしていました。
そうすると、直属の上司が探しにくるのです。
あいつはどこへ行ったって。
(この上司は、面倒見が良い人でした。)


夢の中でも、私は仕事が手につかず、社内をフラフラしている。
そして、心配した上司が私を探していたようで、
社内で彼とばったりと会ってしまい、気まずくなってしまう。
そんな、当時そのまんまの夢でした。
本当にリアルです。




鬱が酷くてなっていって休職する頃から、
退職するまでの2年程の会社での出来事は、
私の中では、とても嫌な思い出なので抹消してしまいたいです。
少なくとも、日常生活では思い出さないようにしています。

しかし、封印しているはずの当時の思い出が、
頭のどこかに鮮明に記憶されているようで、本当におどろきました。

嫌な事とはいえ、私の人生の中では大きな出来事だったので、
その出来事は脳(心?)の奥深くに刻みこまれていて、
消したくても、消すことができないのかもしれません。





とまあ、朝から嫌な夢を見てしまいました。

今日は妻の親戚の家の近所でお祭りがあるので、
午前から出掛けてきます。
久し振りに義兄と会って、昼酒を飲むことになりそうです。

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10月はゆる~く生きたい  

朝晩はめっきりと涼しくなってきて、
昨晩寝る時は部屋の窓を閉めて寝ました。
これから日に日に寒くなっていくと思うとワクワクします。
寒い季節は大得意です。



10月に入ってから、のんびりとした毎日を過ごしています。
パソコンに向かう時間が大幅に減ったせいか、
右肩痛、右腕痛は良くなってきました。
腰痛も徐々に改善しているようです。
一時は、横になるとズキズキと腰が痛んで眠れない程でした。

ずっとパソコンに向かう生活は体に良くないです。
何事もほどほどが大事です。



少し時間もできたので、昨日は株主優待券を売りに
都内の金券ショップを何軒かまわってきました。

そのうちの1軒は、いつもの事なのですが
HPに記されている営業時間通りに営業していません。
12時からの営業のはずなのに、大体お店は閉まっています。

余裕を見て14時頃に行っても、外出中と書かれていて
シャッターが閉まっている時もある。

お店の方はいつも一人で営業されていて、マイペースでやっているようです。
それはそれで良いのですが、片道1時間以上かけて来る身としては、
少しばかり困ります。

昨日も、12時半頃にお店に行ったのですが、シャッターが閉まっている。
どのくらい待てばお店が開くのか見当もつかず、
仕方なく帰ることにしました。



その後は、折角都内に出てきたので、
以前から気になっている池袋へと行くことに。

せんべろネットで立ち食い寿司のお店を調べました。
立ち飲み好きならこっちも好き?一杯飲める東京の立ち食い寿司まとめ12選

池袋にはお薦めの立ち食い寿司のお店が4軒あるようで、
まず向かったのは、立喰美登利エチカ池袋店でした。
しかし、昼時ということもあって、お店の前は大行列。
今回は諦めることに。
次回は開店の11時を狙います。

続いて向かったのは、美登里からほど近い立喰いさくら寿司
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こちらはそれ程混んではいなくて、待たずに入店できました。

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私が注文したのは、ランチ3番 1,000円

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握り6貫、巻物

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別途、本マグロ3点盛り合わせが付いてきます。
これは通常600円なので、ランチはお得だと思います。
尚、みそ汁は別途100円です。


店内はカウンターの立ち食いで10人程が一度にが入れます。
私が入った時はほぼ満席でした。

板前さんは2人で、手際良く握っているので、5分も待たずして食べれました。
ラーメン屋と違って、立ち食い寿しは、作るのも食べるのも早いので
並んだとしても10分も待たないと思います。


10人中ビールを飲んでいたのは3~4人。
私も喉が渇いてたので飲もうかと躊躇しましたが、
平日の昼なので我慢しました。

ビールは瓶ビールは無く、生ビールしか置いていないようで、中生が430円、小生が250円でした。
飲んでいる人達は長居することも無く、1杯飲んで帰って行く人が殆どでした。

今回、ビールを飲めずに残念でしたが、
1,000円(税別)で大満足のお店でした。




10時半~15時半まで、久し振りの外出。
昨日は涼しくて、外を歩いても全然ストレスを感じませんでした。
今月は優待券を換金しつつ、ゆる~く生きて行こうと思います。

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ちょっといい話  

はてな匿名ダイアリーからの転記です。

昔、私をいじめから救ってくれたヒーローがいた



思うところがあって、お礼の手紙を書いてみたいと思う。
すごく長くなったけど、どうしても全部吐き出したかった。


子供の頃、ヒーローに会ったことがある。
毎日、小学校でいじめられていた私の狭い世界を、一瞬で壊してくれたその人は、
有名なスポーツ選手だった。

いじめが始まったのは、小学校の中学年。たぶん、三年生の後半だったと思う。
いじめの内容は、スタンダードなものだった。
バイキン呼ばわりして、私や持ち物を避ける。
机の上に筆箱を出しっぱなしにしていると、休み時間に奪われて、それで菌のつけ合いがはじまる。
遠足の時の写真が教室に張り出されると、私の顔だけポスカで塗りつぶされる。
お風呂に入ろうが何しようが、臭いだの汚いだの言われる毎日だったけど、
途中からエイズとか言われるようになった。

その時期、ニュースでエイズが取り上げられるようになったから、
男子が面白がって言いはじめて、クラス中に広がった。
みんなが口を揃えて言うには、私はどうしようもないブスで、そのうえ吐き気がするほど汚くて、
誰も友達になりたいと思えない、世界一気持ち悪い女ということだった。
学級会的なこともあったけど、ほとんど意味がなかった。
だから、三年生から六年生までずっといじめられていた。


きっかけはよく思い出せない。
昔から身体が小さくて、いまで言ういじられキャラみたいな感じだったのが、
ゆっくりといじめに変化していった感じだった。
それまでは、体が小さいくせに運動が得意で、女子より男子と遊ぶことが多かった。
だから、男女とか言われることも多かった。
もしかして、それも一因かもしれない。
いじめられて一番辛かったのは、休み時間に誰も遊んでくれなくなること。
集団で遊ぶことが好きだったから、ドッチボールに入れてもらえなくなって本当に辛かった。


そんなある日、学校のみんなが夢中になるブームがやってきた。
三十代の人は、記憶があると思う。
Jリーグブームだ。
Jリーグが始まってから、休み時間はサッカーをする人が増えた。
いつもそれを指を加えて見ていたけれど、兄弟の友達に誘われて、
地域のサッカーチームに参加することになった。

チームには、もちろん毎日いじめてくるクラスの男子もいた。
でも先輩にあたる前述の友達や、コーチ達の前ではいじめられることがなく、普通にサッカーができた。
心にはモヤモヤするものがあったけど、一緒に遊べるうれしさがそれを上回っていた。


学校ではいじめられて。
その鬱憤を晴らすように、土日の練習に参加した。
でも、あんまり上手くなかった。走るのは得意でもボールコントロールが下手だった。
試合はいつも補欠。
まともに出たことはないけど、一回だけ偶然にシュートを決めたことがあった。
あれは本当に気持ちよかった。
そうやって、子供なりにストレスをコントロールしていたけど、気持ちは徐々に苦しくなっていった。
もうダメだ。学校行くのをやめたい。そんな風に思っていた。


この時期、うちの親は転校を考えていたようだ。
ちょうど子供の自殺が、全国的に騒がれはじめた頃合いでもあった。
まかり間違っても我が子に死なれたくない。
学校に行きたくないと言い出したら、しばらく休ませるか隣の学区に転校させよう。
そう考えて、情報を集めているところだったらしい。


そんな一番辛い時。
冗談抜きで死にたいと思っていた時に、私はヒーローに会った。
あの時のことは、生涯忘れることはないと思う。
参加していたサッカーチームが、とあるイベントに参加することになった。
首都圏にあるサッカーチームが集まって試合をするというイベントで、
なんとそこに人気のJリーガーが来るということだった。
移動のバスでは、みんなでワクワクソワソワしていた。


事前にカズが来ないと知らされたけど、超有名な選手が10人くらい来ると聞いたので、
テンションは下がらなかった。
移動中に諸注意が伝達されて、真っ先にサインをねだることは禁止された。
ブーブー言いながら、なんやかんやとイベントの試合をこなして、ようやく選手とふれあえる時間がきた。


コーチ達に、さあ行っておいでと言われた時には、すでにすごい人だかりができていた。
憧れの選手達がいるのに、とてもではないけど全員と話ができそうにない。
サインどころか、握手してもらうのも難しそうだった。
どうしようか……と立ち竦んでいた時、緑のユニフォームが目に入った。
読売ヴェルディのユニフォームだ。

当時、一番好きだったチームのとある選手が目の前にいた。
衝動的に人だかりに入っていって、夢中になってユニフォームを目指した。
きっと握手は難しい。
でもせめて、あのユニフォームにさわってみたいと思ったんだ。
他のチームの子をかきわけて、やっとのことでそのユニフォームを握った。
その時、頭に大きな手がやってきて、グイと顔を上げさせられた。



「あ、やっぱり女の子か」
目指していた選手は、私の顔を見てそう言った。
首都圏のチームには、ちらほらと女の子が混じっていたけど、まだまだ数が少なかった。
だから珍しかったんだと思う。

最初、ショートカットにして日焼けで真っ黒になっていたのに、よくわかったなと驚いた。
次に、ものすごく緊張した。
だって私は、みんなが言うには世界で一番気持ち悪い女だ。
どんなに洗っても、臭いと避けられるバイキンなのだ。
あっちに行けと言われたらどうしよう。
そんな風に考えて、一瞬で泣きそうになった。
もしかしたら、ユニフォームが汚れたと怒られるかもしれない。
さわろうと思わなければよかった。
イベントに来なければよかった。
急に怖くなって、逃げようとした。


でも頭はガッチリつかまれてるし、前後左右は人だらけで移動なんかできそうになかった。
緊張で固まっていると、その選手は私を見て笑ってくれた。
逆光だったから、笑った時に見えた真っ白な歯が、なにより印象に残っている。

「がんばってね」
その選手は、ひとこと励まして頭をなでてくれた。
たったそれだけだったけど、私の狭い世界を壊すにはそれだけで十分だった。

嫌がられなかった。
臭いと言われなかった。
気持ち悪いと避けられることもなかったし、それどころか笑ってくれた。
周りがみんな敵という状態だったから、好意的に受け入れてもらうという体験が新鮮で、
心の底からうれしかった。

しかもその相手は、あの読売ヴェルディの超有名な選手だったのだ。
冗談抜きで、世界が壊れた。
もちろん良い意味でだ。
私は別に汚くも気持ち悪くもない、普通の一人の子供なんだ。
あの笑顔と励ましは、ちゃんとそれを教えてくれた。


この日から、いじめられても大丈夫になった。
もちろん辛い時もあったけど、根っこの部分が補強されたから挫けることはなかった。
どんなに汚いと言われても「でもあの選手は、そんな風に思っていない」と思えた。
クラスメイトの言う「みんな」が、本当の意味での「みんな」じゃない。
その証拠に、あの人は私をなでてくれたじゃないか。
だからいまの悪口も適当な発言だ。
私はバイキンなんかじゃない。普通の子供なんだ。そう考えられるようになった。


自信が回復したためか、この時期から奇妙な変化も起きた。
学校ではいじめられるけど、放課後になれば遊んでくれる友達ができたんだ。
しかも、何人も。
その人達は口を揃えて「学校では○○さんが怖いから一緒に遊べない」
「クラスでは△△君が見てるから、話ができない」と言った。
本当に自分を嫌っているのは、クラスでたった二人。
他の人達は、その怖い二人の顔色をうかがっていただけだったらしい。


学校では相変わらずだったけど、放課後になれば楽しい日々がやってきた。
その二人は遠い団地に住んでいて、放課後に私が住んでいる団地に来ることはなかったから、
存分に遊ぶことができた。
小学校を卒業すれば、あの二人に会わなくなる。
それだけを頼りに、毎日学校に行っていた。


想像はあたっていて、小学校を卒業して中学校に入ったら、徐々にいじめは止んでいった。
しばらくはいじめを続行しようとする人もいたけど、中学を卒業するまでに気がつけば全部終わっていた。
高校に入って、家の近くのコンビニでバイトを始めると、
あの時のクラスメイトがお客としてやってくることがあった。

みんな店員が私だと知ると、一瞬気まずそうな顔をする。
でも私はがんばって、できるだけ普通に話しかけた。
そうしたら、みんな照れくさそうに話に応じてくれた。
買い物が終わって出ていく時に、「あの時はごめんな」と謝る人もいたし、
それには触れずに「バイトがんばってね」と言う人もいた。


いじめというのは、本当に狭い世界の話だった。
どういう理屈かしらないけど、あの狭くて小さな世界は人を狂わせる。
でも一度外に出てしまえば、みんな普通に戻る。
私は、あの選手に会えたことで外に出ることができた。
本当に幸運なことだったと思う。


なにしろ日本代表として活躍して、それこそ日本中にサポーターがいた選手に、
ほんの数秒のこととはいえサポーターになってもらえたんだ。
そんな経験はめったにないことだと思う。
あれから色々なことがあったけど、胸にはいつも「がんばってね」という言葉があった。
社会に出て、結婚して、子供を生んで。
いま、人並みの幸せというものを噛み締めながら、あの人に会えてよかった、
自殺なんかしなくてよかったと思っている。


昨日の夜、旦那と子供が遊んでいるのを見ていて、ふとお礼がしたいなと思った。
私の人生を救ってくれたあの選手に、ありがとうを伝えたいと思いついた。
いまさら気恥ずかしくて、とてもメールなんか送れないけど。ここに書くことで、
いつか偶然にでも目に入ってくれればうれしい。




私のヒーローであるあなたへ。

何万人もの子供に応援されてきたあなたは、私を覚えていないと思いますが、
私はあの日のことを絶対に忘れません。
あれから、やっぱりサッカーは上達しなかったけど、いまも家族でJリーグを応援しています。

旦那と出会い、影響されてとあるチームのサポーターとなり、時々スタジアムに足を運んでいます。
あんなにヴェルディっ子だった私が「緑は大っ嫌い♪」と歌う日が来るとは思いもしなかったのですが、
いまもサッカーは大好きです。

あの時は、本当にありがとうございました。
おかげさまで、とても幸せな毎日を過ごせています。
あなたは、きっとこれからもサッカー人生を歩んで行かれることでしょう。
そんなあなたを、遠い場所からではありますが、これからもずっと応援し続けていきたいと思っています。



あの時、いじめられっ子の小学生だった、あなたのサポーターより。
ラモス瑠偉選手へ、感謝を込めて。

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■2017年9月の勤務成績  

今日から10月に入りました。

毎日涼しくて快適です。
体調はすこぶる良いです。
10月~11月は一年の中で一番好きな季節です。
貴重な秋の日々を大切に過ごさなくては。


9月の勤務成績をまとめました。

■2017年9月の勤務成績

 取り引き日数  19日
 ※権利付銘柄の取引きは除外。
 今月は目標である50万円以上の利益は達成できました。

 今年の月次の状況は
   1月:△    7月:○
   2月:△    8月:○
   3月:○    9月:○
   4月:○   10月:
   5月:△   11月:
   6月:〇   12月:
  ○50万円以上の利益 △50万円未満の利益 ×マイナス


■9月雑感

 9月は前半は大暇、後半は大忙しと波がありました。
 本当は平準化して欲しいですが、相場相手なのでどうしようもありません。

 普段は目先の利益しか追っていないのですが、
 こうして月間収支を見て見ると、
 4ヶ月連続で50万円以上の利益を得ています。

 今年の傾向として、大負けが無くなりました。
 良い事だと思います。

 私にとって大儲けは必要ありません。
 生活費が稼げれば良いのです。
 これからも、こんなスタンスを続けて行きたいです。


 先月お休みした短期トレードを今月より復活させました。
 月間ではプラスでしたが、年間でのトータルではまだマイナスです。
 来月もチャンスがあれば積極的に。 
 

■長期ポートフォリオ

 ・投資信託(3本)
 ・社債
 ・転換社債
 ・外債
 ・日経平均リンク債
 
 これまで6本あった投資信託を半分の3本に減らしました。
 解約したのは全て外国株のファンドです。

 外国株のファンドは、株式のリスクに加え、為替リスクもあり非常に値動きが激しいです。
 これらが一切無くなったのは、精神衛生上非常に好ましいことです。

 その他、転換社債を新規に購入しました。
 こちらは値動きが小さいのでストレスはありません。

 
■株主優待(9月取得銘柄)

 取得予定はありませんでしたが、資金が浮いたので急遽取得。
 42銘柄取得しました。
 数が多いので今月は省略ということで。


■10月展望

 9月は忙し過ぎたので、10月はしばらくのんびりします。

 最近は体力の衰えを感じ、少し体力の強化をはかりたいです。
 このブログでリンクしている同じ歳のムーンさんが
 (固定資産税の支払いに追われるブログ
 ジム通いを始め初心者水泳教室に参加するという記事を見て、私も触発されました。
 とりあえず10月上旬にジムの見学に行こうと思います。 
 
 トレードは控えめに、ストレスなく毎日を過ごしたいです。




■その他

 2014年1月から自称専業投資家になり、
 今月末で3年9ヵ月が経過しました。

 こういった生活を始めた当初は、とりあえず目先必要な生活費を稼ぐことに精一杯で、
 長く続けるつもりはありませんでした。
 正確には、専業投資家という職業は、長く続けたくても続けられないものだと思っていました。



 仕事を失って専業投資家になる。
 株を購入する資金があげば誰でも名乗れる職業です。
 学歴、年齢、資格、性別、あらゆるものは不問です。
 門戸は大きく開かれています。

 しかし一方で、誰でも名乗れるということは、競争はとてつもなく厳しいということです。
 そんな世界で自分は生き残れるのだろうか?と自問するも、
 答えはいつも、そんな上手い話がある訳が無い、というものでした。

 オフ会で知り会った方が、仕事を辞めて専業投資家になったという話を聞きました。
 その後暫くして連絡が途絶え、風の噂でまた仕事を探して働き始めたと。
 そういう人は数多くいます。
 むしろ、そういう人の方が多数です。

 そんな世界で、私が生き残れるはずが無いと。
 いつも怯えながら生きてきました。

 1日1日を必至で乗り切る。
 負けるのが怖い。
 毎月の収支計算をして、マイナスでないとホットします。
 でも、次の月が直ぐに始まる。
 今月を乗り切れても、来月は稼げる保証はない。
 負け続ければ、また別の仕事を考えなくてはならない。



 でも、この9月が終わってから、
 私はもう暫くこの世界に留まれるかなと思いました。

 自信がついたということではありません。
 今でも自信は無いです。
 これまで怖さが先行していましたが、心の中に余裕が出てきたというか。
 上手く言葉では表せませんが。

 3年9ヵ月で初めてそう思えたので、自分の中での心境の変化とということで、
 備忘録として書き記しておきました。

category: 勤務成績

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