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夢職ひきこもりトレーダーの日々

40歳で鬱で職を失い、トレードで生活費を稼いでいます。夢職です。部屋にひきこもるのが大好きです。酒場巡りをライフワークとするアル中予備軍。無業期間が長くなりすぎ、再就職はあきらめました。

元株式ディーラーさんの話  

今日は、つい最近まで株式ディーラーをされていた方の話を聞きに行きました。

セミナーの類は、殆どが役に立たない話ばかりで退屈なのですが、
この方の話は本当に面白く、あっという間に時間が過ぎていきました。
聞いた内容をかいつまんで書きます。


■証券ディーラーの実績

ディーラー歴は23~24年(証券会社勤務歴は30年)
会社にもたらした総利益は50億円だそうです。


■利益の出しやすかった時代

一番儲かったのは97年~99年のITバブルの頃
99年は半期で15~17億円の利益を出した。
レオス・キャピタルの藤野英人氏も、この頃にFMとして頭角を現したとか。

98年頃から、これまでの正社員ディーラー(固定給)の雇用形態に加え、
契約社員ディーラー(歩合給)ができはじめ、
ITバブルにより、中堅証券のディーラーでも大きな資産を築き
早期に引退し、海外に移住するような人もいたとか。

一方で、ITバブル崩壊後の光通信、ソフトバンクの連続S安の時には、
それらの銘柄を抱えた契約ディーラーは、即座に首を切られた。


■利益が出にくかった時代

09年が一番困った。
20年以上のディーラー経験のなかで、この時が一番値動きがなかった。
ディーラーは値動きが無いのが一番困る。
今はアルゴリズム取り引きによる値動きで苦しめられている人が多い。


■本当のバブル

1980年代後半のバブル景気は本当に凄かった。
1988年に入社して、夏のボーナスは5万円だったものの、冬のボーナスは100万円。
入社1年目のたいして仕事のできない新人に100万円が支給されるのである。
ということは、40代、50代の社員はどのぐらい貰っているのか?
これが本当のバブルであり、アベノミクスのバブルはそれ程でも無い。


■株は儲かるのか?

退場している人の方が圧倒的に多い。
特に、アベノミクス以降に投資に参加している人は、勝つのが当たり前になっている。
株は負けることもある、ということを知らない人が多いと感じる。
(短期でみれば儲かる人が多くても、長期でみると儲からない人が圧倒的に多い)


■売買で参考にしていること

25日移動平均線を主に使っている。
その他、チャート、出来高、乖離率(時価総額に対して)も考慮して。

テクニカル指標には、一目均衡表、ボリンジャーバンド、MACD(マックディー)など
沢山あるが、その中で自分にあったものを見つけると良い。
すべてを使おうとすると、手が出なくなってしまう。


■順張りと逆張り

ディーラーの世界では、順張りの人の方が退場確率が高い。
逆張りの人は、8割以上生き残っている。


■現在のディーラーの世界は

以前は日計りの売買が中心であったが、今は殆どやっていない。
会社はリスクを取らせなくなった。

現在の主流は、決算前に銘柄を仕込んで、1~2ヵ月保有して利益を出す方法。
ディーラーというよりも、ファンドマネージャー的な売買をしている。


■ディーラーで生き残れる人の特徴

儲けても、損をしても冷静でいられる人
ディーラーで残っている同期は1人
彼より年上の人は皆無に近い。

勝っておごらず、負けて悔やまず
大きな利益を上げても慢心したり、過信せず、
大きな損失を出しても後悔したり、がっかりすることは無い。
相場が一変すれば、その逆もある。


■株式投資で生き残ることはとても難しい

株式投資は利益を上げるためにするものであるが、負けることの方が多い
この5~6年はたまたま良いだけであり、
みんながみんな幸せになれる時期などは殆ど無い

同僚のディーラーが辞めていくのも沢山見てきた。
みんな勝ちたいと思ってやっていても、負けていなくなってしまう。
株式投資で生計を立てていくということは、かなり難しい事である。

株は勝つこともあれば負けることもあると心得て、
身の程に合った投資金額でするのが一番良い。


■株で生き残るためには

自分で調べることが大切。
Twitterなどの情報に頼るような人は先が知れている。

「買いは家まで売りは命まで」この言葉を忘れてはならない。
非貸借銘柄でもネット証券で売ることができるが、超短期以外は注意が必要。


一部、重複しているところもありますが、
メモした通りに書きました。
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