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夢職ひきこもりの日々

40歳で鬱で職を失いました。2014年1月~2018年10月までトレードで生活費を稼いでいましたが、稼げなくなり完全に夢職なりました。酒場巡りをライフワークとするアル中予備軍。無業期間が長くなりすぎ再就職はあきらめました。

FXのスワップ生活が破綻した時の話  

トルコリラが騒がれているので、少し昔話を書いてみます。
今から10年程前の話です。

2006年までは新興市場がそれなり好調で、株式で利益を上げることができました。
しかし、ライブドアショックを境に風向きが変わり、
2007年になると株式で利益を上げることが難しくなってきました。

そこで私が着目したのは、高金利通貨に投資してスワップ(利息収入)を得ることでした。
トルコリラ、南アランド、NZドル
なかでもトルコリラの金利は高く、
私は資金の多くをトルコリラに投資していました。
最初にトルコリラを購入したのは2007年6月。当時の為替は93.08円でした。



高金利通貨のスワップ収入は、私の想像している以上に凄い物でした。
何もしなくても、毎日スワップで1万円以上の収入を得ることができたのです。
当時、新居を購入したばかりで、住宅ローンの支払いが月14万円ありましたが、
スワップで月30万円を超える収入があり、ローンを支払っても、まだ手元に16万円以上が残るのです。
会社帰りに、焼き鳥屋や寿司屋へ一人立ち寄り、
カウンターに座って、夢見心地気分で美味しいお酒を週に2~3日は飲んでいました。
そんな生活を送っても、スワップで得たお金は使い切らないのです。

株では稼げなくなったものの、FXの高金利通貨で不労所得を得る方法を見つけてしまった。
自分の人生は楽勝だと確信していました。



ところが、2008年9月15日、アメリカ合衆国の投資銀行である
リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことに端を発して、
連鎖的に世界規模の金融危機が発生しました。

その結果、安全通貨である日本円に買いが殺到し急激な円高が進行。
特に新興国通貨の売りは激しく、私の保有していたトルコリラも急落。

ここでよせばいいのに、ナンピン買いをしてしまい、傷口を更に広げることに。
最後は強制ロスカットとなり、私の21年の投資人生の中で、
未だ破られることの無い過去最大級の損失を出してしまいました。

この時、もう金輪際、投資と名の付く物からは足を洗おうと決意したのでした。
(まだ、株はやっていますが、FXはそれ以来やっていません)



私が思うに、世の中に美味しい話、上手い話は無いということです。
トルコリラを含む新興国通貨が高金利なのは理由があるのです。

信用力の乏しい新興国と言われる国は、
金利を高く設定しないと外貨を集めることができません。

一方、金利とインフレ率は連動していて、
インフレ率が高いということは通貨安を引き起こす要因になります。

例えば、インフレ率が10%であるならば、
1年後にその通貨は10%切り下がる、と理論的には考えられます。
(あくまでも理論的にはで、上下変動はあると思います)

だから、どんなに高金利であっても、
通貨安から逃れられない限りは、利益を得ることができないのです。
得られたスワップは、通貨安による損失で相殺されてしまうのです。
これは、何年投資しても結果は同じです。理論的には。

こいうった結論が自分の中で得られたので、
私は高金利通貨のスワップ(利息)を期待した投資は止めました。



つい1ヵ月前も、ある証券会社からトルコリラに連動した仕組債を勧められました。
トルコリラ円が23円位の時で、担当者曰く、今が底値に近いのではと。
しかし、リーマンショックの時に、1年で通貨価値が半値近くになったトルコリラが
信用できるわけがありません。

私は断りましたが、この低金利時代にトルコリラは魅力的な商品には違いません。
それは「通貨安圧力」を勘案しなければの話なのです。



世の中、上手い話はないのです。
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