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夢職ひきこもりの日々

40歳で鬱で職を失いました。2014年1月~2018年10月までトレードで生活費を稼いでいましたが、稼げなくなり完全に夢職なりました。酒場巡りをライフワークとするアル中予備軍。無業期間が長くなりすぎ再就職はあきらめました。

働いていた時と無職の今、どっちがマシですか? その1  

littleXさん
コメントありがとございます。
私の働いていた時の生活と、現在の無職生活について書いてみたいと思います。
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私は明日も明後日も明々後日も毎日仕事に行かなければいけない
辛くて辛くて仕方がない
働いていた時と無職の今、どっちがマシですか?
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「私は明日も明後日も明々後日も毎日仕事に行かなければいけない辛くて辛くて仕方がない」
この文を読んで、働いていた頃の記憶が鮮明に蘇り胸が痛くなりました。
私も会社員時代は辛い日々を送っていました。
「働いていた時と無職の今、どっちがマシですか?」
もちろん、無職の今の方が俄然マシです。

しかし、無職生活を送るにはそれなりの覚悟が必要です。
安定した収入は無い、社会的地位も無い、
そういった「世捨て人になっても良い」と居直ることができるのなら
無職になるもの有りだと思います。


「働いていた時」と「無職の今」についての比較を少し詳しく書いてみます。
長くなりますので、興味のある方だけ読んで下さい。


【働いている時】

■長時間労働の工場勤務時代

理系の大学院を卒業して、24歳で機械メーカーに就職しました。
配属されたのは生産技術部です。
入社半年で新しいプロジェクトが始まるため、地方にある工場に異動になりました。

その工場での仕事は、毎日8時前に出社して帰宅は深夜2時過ぎ。
日付が変わる前に帰れると、こんなに早く帰って良いのだろうか?
という気持ちになりました。

当時は会社近くの寮に住んでいましたが、
深夜に帰ると御飯やみそ汁などが全く残っていなくてコンビニに弁当を買いに行ったり、
疲れ過ぎていて買い物に行く気力も無く、何も食べずにそのまま泥のように眠る
といった日々を送っていました。


そんな生活が1年程続いたある朝、
その日は徹夜で会社に残っていて、朝のミーティングに出てから
寮に帰って午前中は仮眠をとり、午後からまた出社することになっていましたが、
ミーティング中に強烈な吐き気に襲われてトイレへと駆け込みました。
嘔吐物はドス黒く、直ぐに吐血したのだと分かりました。

そのまま市立病院へ行き、検査の結果十二指腸潰瘍であることが判明。
1ヵ月の入院、1ヵ月の自宅療養となりました。


病気療養後は、私だけが0時前に帰れるようになりました。
他のメンバーが働いているなかで、私だけが帰ることに
物凄く引け目を感じたのを覚えています。

今思うとこれは異常な働き方だと思うのですが、
当時はこういった働き方が当たり前と、私を含めたメンバー全員が思っていた節があります。

私の働いていた会社は、そこそこの規模の会社で、
その工場は田舎の山の中にポツンとありました。
ある時、一緒に働いていた(当時)40代の現地採用の先輩に
「残業代も出ないで、こんなに毎日深夜まで働かされているのはおかしくありませんか」
と聞いたことがありました。
すると彼は「この辺りでは働ける会社も少ないし、これだけ給料を貰える会社は無いから」
といった答えが返ってきました。
地方では働ける会社の選択肢というのが極めて少ないです。
だから、みんな都会に出て働きたい(仕事を選びたい)のでしょう。

今でこそ、働き方改革とか叫ばれていますが、
当時は長時間労働やサービス残業は、どこの会社でも常態化していたと思います。
結局、私の関わっていたプロジェクトは失敗に終わり、
工場には2年勤務した後、元の生産技術部へと戻りました。



■サービス残業

生産技術部へ戻ってからは、比較的人間らしい生活を送れるようになりました。
7時半ごろ自宅を出て、帰宅は22時前後。
早い時は19時頃に退社することができるようになりました。
休日出勤も年に数回と、工場時代と比べると大幅に減りました。

しかし、私の所属する生産技術部は、
事業部と異なり直接製品を生み出していない理由から、
入社以来、残業代は殆ど支払われませんでした。

工場時代はどんなに残業をしても申請できるのは月に10時間まで。
休日出勤をした場合、半年以内に振替休日を取得しなくてはならず、
振替休日が取得できない場合は金銭で清算されます。

しかし、その工場では直属の上司から、
「ニックさん、休日出勤は休んだことにしておいたから」という、
とんでも無いお言葉を頂戴しました。

どんなに仕事を頑張っても、それが給与に反映されないというのは、
とても寂しい事だと感じました。
その点、専業トレーダー時代は稼いだ分の100%が自分の懐に入るので
そのモチベーションは凄い物でした。


さらに私の会社では、30歳の手前で課長代理になる昇進試験がありました。
そして、その試験に通ると晴れて「課長代理」という名ばかり管理職になれるのです。
管理職になると2万円程昇給しますが、残業、休日出勤に対しては
一切手当てが無くなります。

これは体の良い人件費の削減で、私の会社では30前には全員課長代理になるのです。
全社員の8割以上が世間的には「課長」になります。



■仕事に興味が持てなかった。

私の生産技術部での主な仕事は、
製品のキーパーツの製造方法を新しく開発したり、
コストダウンや精度を向上させる技術開発をしていました。
書くと長くなりますので詳細は割愛しますが、
これらの仕事に関して、どんなに頑張ってみても興味が持てませんでした。

部署の異動を上司が変わる度に打診しましたが、それも叶いませんでした。
具体的には、技術営業部、品質保証部、生産管理部
とにかく技術開発の仕事からは離れたかったのです。
私には向きませんでした。

このことが、仕事をしてる上で、
長時間労度よりも、サービス残業よりも、私にとっては苦しい事でした。



■人間関係について

自称「人間嫌い」の私ですが、不思議なことに会社員時代は
同僚、上司を含めて、良い人に恵まれて嫌な思いをすることはありませんでした。
それなりに親しい同僚と仕事帰りに居酒屋へ行ったりしたのは、今となっては良い思い出です。

今のところ会社員に戻るつもりはないので(戻りたくても雇ってくれる会社など無い)
「仕事帰りに同僚とちょっと居酒屋へ」ということは、もう一生経験することはないでしょう。



■会社員で良かったこと

少しネガティブなことを中心に書いたので、良かったことも書いておきます。
それは2つあって安定した収入と社会的地位です。

安定した収入というのは、どんなに会社の業績が悪くても
潰れない限りは毎月一定の給料が確実に支払われるということです。

一度だけ、賞与が現物支給という時もありましたが、
生活をしていくうえで家計の目途が立つというのは、
トレーダー生活が破綻した今となっては有難い事でした。

もう一つは社会的地位です。
色々とありますが一例を挙げますと、住宅ローンの審査がおりやすいなどです。
無職だとそういった信用は全くないので、カードすら審査に通らない時があるようです。

以前、ブログでも書きましたが、元外科医のトレーダーさんが家を購入するとき、
医師免許は持っているが、今現在仕事をしていないという理由から
銀行は全くお金を貸してくれなかったそうです。
結局、信用金庫で借りることができて家を購入できたそうですが、
どんなにステータスのある資格があっても、どんなに手元に現金を持っていても、
無職(トレーダーを含む)は社会的な地位はありません。



■自ら仕事を辞められなかった理由

こんなに仕事が嫌ならば、なぜもっと早く辞めなかったのか?と思う時があります。
しかし、仮にもう一度当時に戻ることができたとしても、
私は仕事を辞めなかったのではないかと思います。

一番の理由は金銭的なことです。
仮に仕事を辞めたとしたら、生活するための収入が途絶えてしまいます。
それに、転職するにしてもこれといったスキルも無く、人生を賭けてやりたいことも無かった。
だから、ダラダラと会社に通って月々の給料を貰っていた。

毎日がとても詰まらなかったです。
「自分の人生の大切な時間をお金と引き換えている」
ということを自らが黙認していることに大変胸が痛みました。

しかし、私自身はとても苦しいのですが、
「自分を犠牲になることで家族を養っていける」この一点のみのために、
精神薬を飲みながらでも定年まで働き続けようと考えていました。
結局、鬱が酷くなり休職し、復職に失敗して職を失ってしまうのですが。


辞められなかった理由をもう一つ。
それは親や世間の顔色を伺っていたから。
プライドも高かったのでしょう。

教育熱心な両親の元に育ち、大学院まで出してもらった。
いい歳になっても、親の期待にこたえ続けようとしていた。
今考えるととても可笑しな話なのですが、当時はおそらくそうだった思います。
これは仕事を辞めてから気付いた事です。


後日談ですが、鬱になった時、両親は私の事をとても心配しました。
そして、鬱が良くなると、父親は「そろそろ仕事を探した方が良いのではないか」と。
当然、無視し続けています。
もう、親の顔色を伺うことは止めました。そして世間体もどうでも良くなりました。
生きるのがとても楽になりました。


長くなってしまったので、今日はこの辺で。
その2 に続きます。
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