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夢職ひきこもりの日々

40歳で鬱で職を失いました。2014年1月~2018年10月までトレードで生活費を稼いでいましたが、稼げなくなり完全に夢職なりました。酒場巡りをライフワークとするアル中予備軍。無業期間が長くなりすぎ再就職はあきらめました。

16年間の会社員生活について その2  

16年間の会社員生活について その1 からの続き

■工場実習

最初に配属されたのは生産技術部1課でした。
ここでは射出成型に関する技術開発をしていました。
私より7歳年上のKさんに付いて、しばらく間は仕事を教えてもらいました。

入社して3ヵ月経過し、ある程度仕事に慣れた頃工場実習が始まりました。
工場実習は地方にある子会社の工場で行われました。
その工場は、廃校になった小学校をそのまま使った工場で、
そこで射出成型加工の実務実習を行いました。


工場実習は、例年3か月程連続で行われ、
その間は近くのビジネスホテルに泊まるのが通例でしたが、
私が入社した時は予算があまり無いとのことで、
小学校の敷地内にある用務員室に寝泊まりました。

その用務員室には、私の他に中国人の実習生2人が住んでいました。
とにかく古く汚い建物で、至る所にゴキブリがいました。
あまりにもゴキブリが多いので、ゴキブリホイホイを買ってきたら
1~2日で一杯になりました。

食事をするお店も近くには全く、朝はコンビニのパン、
昼と夜は近くの弁当屋の配達するお弁当を食べていました。
このお弁当は、量も少なく、あまり美味しくないのでかなり堪えました。


また、工場は駅からかなり離れており、タクシーで20~30分の距離でしたが、
タクシー代が勿体ないということで、宅急便で自分の自転車を送らされ
その自転車で移動していました。

前年入社したMさんの時は、別の工場での実習でしたが、
彼の実習先の工場は、近くにビジネスホテルが無かったため、温泉旅館で3ヵ月寝泊まりし、
毎日豪華な夕飯を食べていたとのことでした。
先輩たちから、「(温泉旅館に泊まっていた)Mに比べ、ニックは可哀そうだな」
と同情される度に酷く落ち込んだことを覚えています。
入社年度が1年ズレるだけでこうも違うものか。人生は理不尽なことの連続だと悟りました。


工場実習は定時勤務で、時々2時間ぐらい残業がありました。
しかし、帰る部屋は古く汚くゴキブリのいる元用務員室。
工場の周りには何も無く、出掛けるところもありません。
唯一の楽しみの食事も、少なく美味しくないお弁当。
ストレスがかなり溜まり、この頃から胃が痛くなってきて体調に不調を来してきました。


また、入社して以来あまり気にしていませんでしたが、
生活環境が変わったことによる疲れも出ていたように思えます。

学生生活 → 社会人生活へ
配属された部署の生活 → 工場実習へ
慣れてきたと思った頃に、また違う環境に放り込まれる。
私はこういった変化に対応するのが苦手なので、クタクタになっていました。


自閉症スペクトラム障害は、変化に弱いと言われています。
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ある特定の物や状況に著しい執着を示し、それを一定の状態に保っていようとする欲求に
本人が駆られた結果、それが変わること、変えられることを極度に嫌う
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心理科学第39巻第2号P91より引用

私が鬱で入院中に、主治医が自閉症スペクトラム障害を疑ったのには理由があります。
鬱の状態が酷く、希死念慮があった私は当初は閉鎖病棟に入院していました。
しかし、鬱が良くなってきたので解放病棟へと移ったのですが、
そこの環境に馴染めなかった私は、主治医に閉鎖病棟に戻して欲しいとお願いしたのです。
後日、「解放病棟から不自由な環境である閉鎖病棟に戻りたいといった患者を初めて見た」と言われ、
私が発達障害であることを疑ったそうです。

私は、閉鎖病棟で一度作り上げた生活環境、人間関係(他の患者さんや看護士さんとの関係)
を保っていたい、変えられなくないという欲求が強くありました。
だから、閉鎖病棟に戻りたかったのです。

治療する医師からすると、閉鎖病棟→解放病棟→退院と、患者の回復に合わせて、
ステップを踏んで社会復帰を目指すという方針になるのですが、
私の場合、それができなくて閉鎖病棟からいきなり退院となりました。



そんな変化に弱い私が、更なる変化を強いられる出来事がありました。


その3 に続く
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