夢職ひきこもりの日々
40歳で鬱で職を失いました。2014年1月~2018年10月までトレードで生活費を稼いでいましたが、稼げなくなり完全に夢職なりました。酒場巡りをライフワークとするアル中予備軍。無業期間が長くなりすぎ再就職はあきらめました。
依存症について 
2020/09/26 Sat. 20:49 [edit]
ブログの更新が滞りがちです。
私がブログの更新が面倒になるときは、体調が悪いか、
精神的に不調を来している時なのですが、今は至って健全です。
涼しくて夜もよく眠れます。
楽しいことはありませんが、嫌なこともありません。
お酒はほどほどに飲んでいます。
お酒の飲み方に関してはちょっとした変化があって、
これまでは寝る直前まで飲み続けていましたが、
適当に切り上げることができるようになりました。
目一杯飲むと、翌日お酒が残ることが多く、
不快なので止めるようになりました。
先週はほとんどの時間を本を読んで過ごしました。
本を読んでいるか、昼寝しているか、夜お酒を飲んでいるか。
依存症に関する本を多く読んでいます。
ギャンブル、アルコール、買い物、恋愛・・・なかなか興味深いです。
ギャンブル依存症 田辺等 著 より
--------------------------------------------------------------------
ギャンブルにはまった状況、心理的な背景をまとめてみます
・日常生活での充足感、充実感に欠けていた
・自分への肯定感がもてない、他者と比較してダメな感覚があった
・仕事に取り組んでいる自分が本当の自分ではない気がする
・何を目標として生きるべきか見失っていた
・空虚、空白、憂うつな気分が続いた
--------------------------------------------------------------------
私がやっていたトレードはギャンブルでした。
生活費を稼ぐ目的でしたが、仕事と思ったことは一度もありませんでした。
トレードで生活費を稼ぐことになった当時の心境を思い出してみると、
鬱で仕事を失って惨めな気持ちでした。
40歳といえば、みんなまだまだ現役で働いている世代です。
自己肯定感が持てず、他人と比較してダメな自分を十分自覚していました。
トレードでお金を稼ぐことによって、辛うじて自尊心を保っていたのだと思います。
私には「お金」しかありませんでした。
いつの頃からがそれが醜いことだと思い、トレーダー以外の友人には
トレードをしていることは隠すようになりました。
16年間勤めていた会社では、毎日決まった時間に家を出て、
少なくとも8時間は仕事をしていました。
学生時代から考えると34年間です。
それが職を失ったとたん、そういった習慣が突然無くなります。
目標を失うと同時に、何もすることがない空虚感を感じました。
しかし、トレードを始めることで、お金を稼ぐという目的を得ると同時に
日中は毎日パソコンに向かって取り引きをするという習慣が再度生じ、
充実した日々が送れるようになりました。
私にとってトレードというギャンブルには大きなメリットがあったことが
この本を読んで理解できました。
スポーツ選手には、しばしばスポーツで培がれた勝ち負けのこだわり、執着があり
ギャンブルにはまりやすい傾向があるそうです。
--------------------------------------------------------------------
スポーツで体験していた達成感、満足感を、ギャンブルでの勝利に置き換え、
すり替えていったようです。手っ取り早く、『勝利の達成の類似品』を求めたのです。
ギャンブルに勝つことが『かりそめの自己実現』を果たしたのです。
--------------------------------------------------------------------
何にでもそうですが、達成感を得るには大変な苦労を要します。
仕事で達成感を得るためには、多くの工程を経たり、時間を要したり、
苦労が多ければ多いほど達成感は大きくなります。
スポーツも勝利を得るためには、人並知れず練習をして
苦しい思いをして、その末に勝利を勝ち取ることで達成感が得られます。
しかしギャンブルでは、この勝利は偶然に左右されるため
さほど努力をすることなく得ることが可能です。
一度そういった勝利を味わうと、やめることができなくなるのです。
アルコールに関しても同じことが言えます。
例えば私は良い本を読むと楽しい気持ちになり、快の感情が得られます。
しかし、本を読むということは、それなりの時間をかけて活字を追うので時間がかかります。
散策や旅行に行くと、やはり楽しい気持ちになります。
しかし、計画を立てたり、長い時間をかけて乗り物で移動をしたり、
長時間歩いたり、時には坂道をのぼったりとそれなりに大変なことも多いです。
そうした苦労の末、快の感情を得られるのです。
一方アルコールはさほど苦労なく快の感情を得ることができます。
お酒を買ってきて、それを摂取するだけで気分が良くなります。
本を読んだり散策や旅行へ行くのよりも、はるかに簡単で楽です。
ギャンブル依存、アルコール依存をはじめとする依存症というのは、
手っ取り早く、苦労することなく快の感情を得ることだと思いました。
だから、みんなやめられなくなるのです。
私がブログの更新が面倒になるときは、体調が悪いか、
精神的に不調を来している時なのですが、今は至って健全です。
涼しくて夜もよく眠れます。
楽しいことはありませんが、嫌なこともありません。
お酒はほどほどに飲んでいます。
お酒の飲み方に関してはちょっとした変化があって、
これまでは寝る直前まで飲み続けていましたが、
適当に切り上げることができるようになりました。
目一杯飲むと、翌日お酒が残ることが多く、
不快なので止めるようになりました。
先週はほとんどの時間を本を読んで過ごしました。
本を読んでいるか、昼寝しているか、夜お酒を飲んでいるか。
依存症に関する本を多く読んでいます。
ギャンブル、アルコール、買い物、恋愛・・・なかなか興味深いです。
ギャンブル依存症 田辺等 著 より
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ギャンブルにはまった状況、心理的な背景をまとめてみます
・日常生活での充足感、充実感に欠けていた
・自分への肯定感がもてない、他者と比較してダメな感覚があった
・仕事に取り組んでいる自分が本当の自分ではない気がする
・何を目標として生きるべきか見失っていた
・空虚、空白、憂うつな気分が続いた
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私がやっていたトレードはギャンブルでした。
生活費を稼ぐ目的でしたが、仕事と思ったことは一度もありませんでした。
トレードで生活費を稼ぐことになった当時の心境を思い出してみると、
鬱で仕事を失って惨めな気持ちでした。
40歳といえば、みんなまだまだ現役で働いている世代です。
自己肯定感が持てず、他人と比較してダメな自分を十分自覚していました。
トレードでお金を稼ぐことによって、辛うじて自尊心を保っていたのだと思います。
私には「お金」しかありませんでした。
いつの頃からがそれが醜いことだと思い、トレーダー以外の友人には
トレードをしていることは隠すようになりました。
16年間勤めていた会社では、毎日決まった時間に家を出て、
少なくとも8時間は仕事をしていました。
学生時代から考えると34年間です。
それが職を失ったとたん、そういった習慣が突然無くなります。
目標を失うと同時に、何もすることがない空虚感を感じました。
しかし、トレードを始めることで、お金を稼ぐという目的を得ると同時に
日中は毎日パソコンに向かって取り引きをするという習慣が再度生じ、
充実した日々が送れるようになりました。
私にとってトレードというギャンブルには大きなメリットがあったことが
この本を読んで理解できました。
スポーツ選手には、しばしばスポーツで培がれた勝ち負けのこだわり、執着があり
ギャンブルにはまりやすい傾向があるそうです。
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スポーツで体験していた達成感、満足感を、ギャンブルでの勝利に置き換え、
すり替えていったようです。手っ取り早く、『勝利の達成の類似品』を求めたのです。
ギャンブルに勝つことが『かりそめの自己実現』を果たしたのです。
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何にでもそうですが、達成感を得るには大変な苦労を要します。
仕事で達成感を得るためには、多くの工程を経たり、時間を要したり、
苦労が多ければ多いほど達成感は大きくなります。
スポーツも勝利を得るためには、人並知れず練習をして
苦しい思いをして、その末に勝利を勝ち取ることで達成感が得られます。
しかしギャンブルでは、この勝利は偶然に左右されるため
さほど努力をすることなく得ることが可能です。
一度そういった勝利を味わうと、やめることができなくなるのです。
アルコールに関しても同じことが言えます。
例えば私は良い本を読むと楽しい気持ちになり、快の感情が得られます。
しかし、本を読むということは、それなりの時間をかけて活字を追うので時間がかかります。
散策や旅行に行くと、やはり楽しい気持ちになります。
しかし、計画を立てたり、長い時間をかけて乗り物で移動をしたり、
長時間歩いたり、時には坂道をのぼったりとそれなりに大変なことも多いです。
そうした苦労の末、快の感情を得られるのです。
一方アルコールはさほど苦労なく快の感情を得ることができます。
お酒を買ってきて、それを摂取するだけで気分が良くなります。
本を読んだり散策や旅行へ行くのよりも、はるかに簡単で楽です。
ギャンブル依存、アルコール依存をはじめとする依存症というのは、
手っ取り早く、苦労することなく快の感情を得ることだと思いました。
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