FC2ブログ

夢職ひきこもりの日々

40歳で鬱で職を失いました。2014年1月~2018年10月までトレードで生活費を稼いでいましたが、稼げなくなり完全に夢職なりました。酒場巡りをライフワークとするアル中予備軍。無業期間が長くなりすぎ再就職はあきらめました。

サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福  

今日は1日本を読んで過ごしました。

布団に入って横になりながら本を読んで、眠くなったら30分程寝る。
起きたらまた本を読むの繰り返しでした。

今読んでいる本は
「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福(上巻)」です。
昨年末に上下巻買ったのですが、先に興味のある下巻から読んでしまいました。

人類(ホモサピエンス)の発展の歴史について書かれています。
認知革命、農業革命、科学革命を経て、人類は現代に至っています。
私は世界史には全く興味がなかったのですが、
この本をより理解するために、世界史の参考書を広げながら下巻は読みました。

高校の時、世界史は全く頭に入ってこなくて大嫌いでしたが、
このような本に先に出会っていたら、どんなに楽しかったことか。
自ら興味を持つということは大切なことだと思いました。



今、上巻に戻って農業革命のところを読んでいます。
農業革命が起こる前の人類(ホモサピエンス)は、狩猟採集民でした。
しかし、農業革命が起こり、定住し農耕民となったホモサピエンスの生活は
楽になったかというと、狩猟採集民のころより厳しくなっていたそうです。
そのことにサピエンスは気が付かなかったし、もう後戻りできなかったようです。
(上巻P104 第5章 農耕がもたらした繁栄と悲劇より)


贅沢の罠より 引用
----------------------------------------------------------------------
歴史の数少ない鉄則の一つに、贅沢品は必需品となり、新たな義務を生じさせる、というものがある。
人々は、ある贅沢品にいったん慣れてしまうと、それを当たり前と思うようになる。
そのうち、それに頼り始める。そしてついには、それなしでは生きられなくなる。
私の時代から、別の馴染み深い例をひこう。
私たちは過去数十年間に、洗濯機、電気掃除機、食器洗い機、電話、携帯電話、コンピュータ、
電子メールなど、時間を節約して生活にゆとりをもたらしてくれるはずの、無数の機械や手段を発明した。
以前は、手紙を書き、封筒に宛先を書いて切手を貼り、ポストまで持っていくのはけっこうな手間だった。
そして、返事がくるまで何日も、何週間も、ことによると何か月もかかることがあった。
それが今では、電子メールを地球の裏側までさっと送り、一分後には返信が受け取れる。
私は以前の手間と暇をすべて省けたわけだが、前よりもゆとりのある生活を送っているだろうか?

残念ながら、違う。
普通郵便だけだった時代には、人々は何か大切な用事があるときにだけ手紙を書いた。
頭に浮かんだことをそのまま書くのではなく、自分の言いたいことをどのような
言葉で言い表すかを慎重に考えた。
そして、相手からも同様に、よく考えた返事が戻ってくるものと思っていた。
ほとんどの人は、月に数通しか手紙を書いたり受け取ったりしなかったし、
ただちに返事をしなければならないと感じることは稀だった。
ところが今日では、私は毎日何十通も電子メールを受け取り、相手はみな、迅速な返事を期待している。
私たちは時間を節約できると思っていたのに、
逆に人生の踏み車を以前の十倍の速さで踏み続ける羽目になり
日々を前より落ち着かず、いらいらした思いで過ごしている。
--------------------------------------------------------------------

私は先に読んでしまいましたが、下巻には科学革命が人類にもたらした影響などが書かれています。

狩猟採集民であった人類が農耕民になり、
結果として生活は厳しくなっても後戻りできなかったように、
今、私たちが生きる資本主義社会でも、多くの弊害がみられつつも
もう後戻りはできない。

自由資本主義は、利益と生産を増やすことに取りつかれ、
その邪魔になりそうなものは目に入らなくなる。
成長が至高の善となり、それ以外の倫理的な考慮というたがが完全に外れると
いとも簡単に大惨事になりうる。
コロナ禍における金融緩和や財政出動も、成長至上主義の弊害だと考えられます。
人類における経済のパイは永遠に大きくなり続けることが可能なのだろうか?

さらに、今人類は何を望み、テクノロジーはどのような世界に連れていくのか?
とういことで、ゲノム、遺伝操作、人工知能などについても書かれています。



私は精神医学や臨床心理学といったマニアックな本を読むのが好きなのですが、
それ以外の万人受けする本で、ここ1年のベスト3を挙げるとしたら

■DETTH「死」とは何か シェリー・ケーガン著
■欲望について ウィリアム・B. アーヴァイン著
■サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 ユヴァル・アノア・ハラリ著
です。

お暇な方は一読下さい。



関連記事
スポンサーサイト



category: 読書

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://dourakumusuko102.blog.fc2.com/tb.php/1668-81f1bae7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)