無職ひきこもりトレーダーの日々

40歳で鬱で職を失い、トレードで生活費を稼いでいます。無職です。部屋にひきこもるのが大好きです。酒場巡りをライフワークとするアル中予備軍。無業期間が長くなりすぎ、再就職はあきらめました。

コメントへの返信 電脳戦Finalについて  

ぴのりさん
コメントありがとうございます。

>『2八角』についてニックさんのコメントを頂けたら嬉しいです。
>投資のお話でなくて申し訳ありません。

■2八角について

 電王戦はリアルタイムでは見ませんでしたが、
 21手で終局と出ていたので、先ほどユーチューブで見ました。

 一応、電王戦を知らない人のために。
 電王戦は、コンピュータvsプロ棋士が戦う全5局の団体戦です。
 コンピューターが2勝、人間が2勝で迎えたのが、
 第5局の阿久津八段vsコンピュータ(AWAKE)戦です。

 勝てば人間の勝利。
 解説の藤井九段や森内九段も言っていましたが、
 「団体戦なので、負けるわけにはいかなかったのでは」と
 プレッシャーは相当なものだったと思います。
 また、阿久津八段は、前A級棋士なので、プライドもあったと思います。
 
 阿久津八段の誤算は、AWAKEが2八角で投げたことだと思います。
 そのまま指し続けると思っていたのでしょう。
 AWAKEに2八角を指させて、そこでポイントを上げて、
 その後、互角かそれ以上優位に立って戦おうと思っていたのではないでしょうか。

 しかし、トップ棋士が、あの手を指すようでは、
 「私たち人間は、コンピュータに負けました」と
 敗北宣言したようなものです。
 今回がFINALで良かったんじゃないですかね。

 AWAKEの開発者の巨瀬さんも
 「2八角は、アマチュは指しても、プロは指さないと思った」と対局後に言っていたと思いますが、
 勝負には負けたけど、プロをそういう状況に追い込んだということで、
 十分満足しているのかもしれません。

 (追記、満足していないようです。以下引用 その日の夜に行われた記者会見でも残念な表情を
  露わにし、あるいは阿久津八段に対する怒りにもとれるような発言は収まらず、時折涙ぐむこと
  もありました。引用終わり)

 これで、コンピュータvs人間の対局は面白くないということがはっきりしました。
 羽生名人も、対コンピュータと、対人間との対局は別物と
 どこかで書かれていたのを読んだような気がします。
 だから、あれは、私たちの考えている将棋では無いのかもしれません。


■私の思う将棋の醍醐味について

 将棋の対局の醍醐味は、人と人とが対戦する事です。
 対局は心理戦そのものです。
 対戦者を見ていると、感情が揺れ動いているのが分かる時があります。

 1800局以上指して、1300勝以上している羽生名人ですら
 詰みを意識すると、駒を持つ手が震えるのですから。

 そして、終盤の、逆転に次ぐ逆転もまた面白い。
 コンピュータと違って、人間はミスをします。
 順位戦などの長い対局だと、お互いの持ち時間が6時間なので、
 朝から始まって、対局が深夜まで及ぶ時があります。
 その間、ずっと考えているのですから、疲れない訳がありません。
 
 秒を読まれると焦ります。
 時間があれば正しく指せても、秒を読まれているが故にミスをします。
 こういったミスが、将棋を面白くしているのだと思います。

 コンピューターは疲れ知らずで、ミスもしないので、
 コンピュータの対局を見ても、味気ない対局に思えてしまいます。
 特に一番面白いはずの終盤は、殆どミスはありません。
 だから詰まらないのです。


■将棋と競輪

 私は競輪も好きなのですが、
 競輪もある意味、将棋に通じるところがあります。
 競輪も心理戦の要素が大きいです。
 どこから仕掛けるとか、どこで粘るかとか。

 特に昔のA級戦(S、A、B級に分かれていた頃)は面白かったです。
 S級のように縦(スピード)は無いけど、横(競り合い)があって、
 如何に自分のラインを守っていくか、協力して戦っていくのが好きでした。

 スピード重視のレースは華があるんですけど、
 私は人と人がぶつかり合うような、泥臭いレースが好きだったな。

 去年、20年振り位に競輪を見に行きましたが、
 そういったレースに出会えなくて、残念でした。

ちょっと話が逸れたので、この辺で。
関連記事
スポンサーサイト

category: トレーダーの日々201504

tb: 0   cm: 2

コメント

丁寧な回答ありがとうございます。

やはり、人と人が打ち合う臨場感が将棋の醍醐味なのでしょうかね。
自分は、将棋は素人なので詳しくは分かりませんが、
人工知能の開発という意味では面白いかなと思いました。

今回分かったことはアルゴリズムの最適化だけでは、
人間のような大局観を求めるのは難しといったことでしょう。
水平線効果といってしまえば簡単なのでしょうが・・・。

参考までに、Wikipidiaに対戦結果がアップされていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E5%B9%B3%E7%B7%9A%E5%8A%B9%E6%9E%9C

いい意味でも悪い意味でも、歴史に残る対戦だったと言えるかもしれません。

ぴのり #- | URL
2015/04/14 22:18 | edit

ぴのりさん

以外でしたね。
将棋の素人とは。
てっきり将棋ファンかと思いました。

水平効果って、初めて聞いた言葉です。
リンクして頂いたウィキペディアの解説を読んだのですが、
中々面白です。

今、ワインを飲んでいて頭が回らないので、必死に読みましたが
ヒューリスティックって、経験則とか、直感という事なんですかね。
となると、トレードにも通じる所があります。

私は電脳戦にはあまり興味がありませんでした。
というのも、コンピュータとの対戦の棋譜は、味気なく
美しくないからです。

でも、このウィキに書かれている
習甦対阿部光瑠四段戦、YSS対豊島将之七段戦
の棋譜は見てみたいです。
2人とも、かなり優秀な若手です。

>いい意味でも悪い意味でも、歴史に残る対戦だったと言えるかもしれません。

将棋ファンの私としては、少し後味の悪さを感じます。
コンピュータのAWAKE自身が投了したのならともかく
開発者の巨瀬さんが投了したのですから。

私の理想では、
阿久津八段が、対人間と同じような指し方でAWAKEと対戦して、
巨瀬さんも、AWAKEが指し手が無いと判断するまで指し続ける
といった対局を期待していました。

何か、人間同士の嫌な部分だけが見えてしまったような気がします。

ニック #- | URL
2015/04/14 23:34 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://dourakumusuko102.blog.fc2.com/tb.php/381-ecf92a7d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)